チャー「あ、ぼく若い!」
彼がやってきたのは昨年の3月中旬でした。
幾度の故障と手術にもめげず、チャーのサンドバッグを務めた1年と数ヶ月後。
彼は変わり果てた姿で横たわっていました。
キリン「もはやこれまでのようです…」
ぴんた「もういい、お前はよくやった(ノД`)・゜・。」
両耳は美味しくいただかれ、初めから無かったかのよう。
自信に満ちピンと立っていた角もクッタリ。
げっそりと痩せこけた体は、もはやチャーの牙を防ぐこともかないません。
ってか、腕も取れかけてるし!
そんなわけで、このひと月あまり彼をチャーから保護隔離。
再起を賭けた手術をするか、引退させるか悩んでおりましたが…
やはり、これまで過酷な日々を耐え抜いた彼にせめて平穏な余生を送って欲しい。
お父さんとぴんたこすは彼の継承者を探すべくスマホを手に立ち上がりました。
継承者は3分で見つかりました、Ama●onで。ポチッとな。
◇
彼は翌日にはやってきました、チビたこの紙オムツとともに。
ほら、今は2500円以上じゃないとA●azon送料無料にならないから…
いざ、感動のご対面です。
チャー「…なんかニヒルな箱ですね」
チャー「うぉっΣ(゚Д゚)」
チャー「…どちら様?」
二代目キリン「…あれ?まさかの塩対応?」
久しぶりのキリン、もうちょっと感激してくれると思ってたんですケド…
初代の現在の姿とかけ離れすぎていて、同じものだと認識できなかったみたいですな。
◇
値札を取りつつ、二代目に仕事の内容を簡単に引き継ぎ。
ぴんた「体力があれば務まる簡単なお仕事だから(-ω-)/」
二代目「ビビりの小犬ちゃんの相手なんてチョロイっしょ~」
深夜だと思って油断してたらチャー君、まさかのテーブル襲撃。
チャー「あぁっ思い出した!君、キリン君ではありませんか!」
二代目「ギャーΣ(゚Д゚) なにこの子、案外、積極的!!」
頑張ってね、二代目。
何して遊ぶ?
も、もう夜遅いし、休みませんか?